企画展・特別展のご案内
企画展『鉄翁祖門の南画』開催期間:2020/06/17 ~ 2020/09/22開催中
企画展『長崎派と四季の草花』開催期間:2020/02/01 ~ 2020/04/19終了
開館10周年記念企画展『田川憲 版画の世界』開催期間:2019/09/14 ~ 2020/01/15終了
企画展『来舶四大家と長崎南画』開催期間:2019/06/01 ~ 2019/08/01終了
企画展『来舶清人の書と絵画』開催期間:2019/02/09 ~ 2019/04/13終了
企画展『坂本龍馬と幕末人物伝』開催期間:2018/10/29 ~ 2019/01/19終了
企画展『資料で見る長崎港の変遷』開催期間:2018/07/30 ~ 2018/10/20終了
企画展『黄檗渡来僧と長崎』開催期間:2018/03/28 ~ 2018/06/26終了
企画展『南蘋派の画家たち』開催期間:2017/11/19 ~ 2018/03/10終了
企画展『長崎の神社・寺院・教会』開催期間:2017/08/09 ~ 2017/11/05終了

営業再開のお知らせ

平素は当店をご愛顧頂き、誠に有難うございます。
長らく営業を自粛しておりましたが、5/14の緊急事態宣言の解除を受け、当店では6/1から営業を再開する事と致しました。
皆様のご来店を心よりお待ちしております。

企画展・特別展 入館料


個人 団体(5名以上)
大人 \500 \400
高校生 \300 \250
小・中学生 \200 \150


企画展・特別展 紹介

≪企画展『鉄翁祖門の南画』≫
 開催期間:2020/06/17 ~ 2020/09/22  開催中

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鉄翁祖門(1791~1872)は長崎銀屋町の日高勘右衛門の子として生まれ、11歳の時に春徳寺へ預けられ、僧となりました。
文政3年(1820)には14代住持となり、嘉永3年(1850)60歳までその職を務めました。
画は石崎融思について漢画を、後に唐通事・游龍梅泉の紹介で来舶清人江稼圃について南画を学びました。
退隠後は雲龍寺に移り、書画禅三昧の日々を過ごしています。
善く花弁山水を写し、雪景山水、蘭を得意としました、明治4年(1872)81歳で没。

今回の企画展では、鉄翁の南画を年代順に展示していますので、鉄翁作品の変遷を見ながら、南画の奥の深さを感じ、楽しんでいただけるのではないかと思います。


主な展示品
蟹之図 文化9年(1812)22歳
墨蘭図 天保12年(1841)51歳
懸崖墨蘭図 安政4年(1857)67歳
三友図 万延2年(1861)71歳
雪中山水図 文久4年(1864)74歳
蘭竹霊芝図 慶応2年(1866)76歳
菊竹図 明治2年(1869)79歳
蘭竹図 明治3年(1870)80歳
春景山水図 明治4年(1871)81歳
鉄翁禅師墨蘭画譜巻 制作年不詳
鉄翁祖門の南画1

鉄翁祖門の南画2

鉄翁祖門の南画3

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≪企画展『長崎派と四季の草花』≫
 開催期間:2020/02/01 ~ 2020/04/19  (※この企画展は終了しました。)

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元亀2年(1571)開港した長崎は、ポルトガルとの交易によって栄え、南蛮文化の黄金期を迎えます。

天正14年(1586)有馬から浦上に移転してきたイエズス会のセミナリヨでは、語学や音楽のほか、油絵・水彩画・銅版画などを教えていました。 その後トードスオスサントス教会に移転、翌年には被昇天の聖母教会(岬の教会)内に移り、慶長6年(1601)有馬へ移転していきました。 江戸時代の長崎は、オランダや中国との貿易を通じて海外からの文化、芸術の窓口として繁栄します。

江戸時代の初めに渡来した逸然に続き、沈南蘋・伊孚九・費漢源などが来日し、絵画の新様式を上方や江戸へ伝え、日本画壇に大きな影響を与えました。 特に南蘋派の影響は大きく、近世絵画に写実性を追求する姿勢を芽生えさせました。

この長崎開港から幕末の開国までの300年に亘って栄えた長崎では、長崎派と呼ばれる絵画の世界が育まれました。 長崎派の絵画のうち、逸然などの黄檗僧が伝えた漢画派・黄檗派・唐絵目利派と、沈南蘋が伝えた南蘋派を、まとめて一般的に漢画と呼んでいます。 長崎派の絵画は漢画のほか、南画・洋風画・版画を含めて大きく四つに分類されます。

今回の企画展では、漢画の花鳥画を中心に、長崎派の画家が描いた四季の草花のほか、果実や花木などの作品を展示しています。 この機会にぜひ会場にお越しいただき、長崎の四季の移ろいを少しでも楽しんでいただけたら幸いです。


主な展示品
白梅薔薇小禽図 巌江琳
梅に鷹図 朝倉南陵
弥生節句之図 大久保玉珉
三千歳図 熊斐明
岩下牡丹之図 熊斐文
インコ図 宋紫石
蘆雁図 鏑木梅渓
朝顔図 広渡湖秀
芭蕉に鶴図 福田錦江
秋の日頃 栗原玉葉
長崎派と四季の草花1

長崎派と四季の草花2

長崎派と四季の草花3

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≪開館10周年記念企画展『田川憲 版画の世界』≫
 開催期間:2019/09/14 ~ 2020/01/15  (※この企画展は終了しました。)

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長崎南山手美術館は、おかげさまで開館10周年を迎えることができました。
このちっぽけな美術館が、開館10周年を迎えることができましたのも、ひとえに皆さま方の、長崎と長崎の文化を愛する気持ちとに支えられていることに感謝し、これからも長崎の文化をこの南山手から発信し続けて行く所存でございますので、今後ともご支援のほどよろしくお願い致します。

さて、今回の開館10周年記念企画展では、長崎をこよなく愛した版画家・田川憲を取上げ「田川憲・版画の世界」展を開催することになりました。

田川憲は昭和の初め、画家を志し上京し、ほどなく恩地孝四郎に出会い、版画に惹かれる様になります。 翌年には川端画学校に入学し、デッサン・油絵の勉強をしました。昭和8年には長崎に帰って南山手10番に住み、翌年、県立図書館で第1回の版画個展を開きました。 その後、版画集『新板長崎風景』を刊行、「詩と版画の会」を結成するなど本格的に版画家としての道を歩み始めます。

戦後も制作意欲は衰えず、版画シリーズ「長崎の花束」、第二版画集『長崎詩帖』、『版画長崎』第六輯を復刊するなど、次々と作品を発表し続けました。

田川憲は長崎の洋館をこよなく愛しました。 そして、その保護を訴えますがその反応は無く、長崎居留地を版画として残すことを決心し、「ながさき・おるごおる」「風化の町」などを発表していくのです。

今回の企画展では、古くは南蛮時代とキリシタン、唐寺や各教会、居留地時代の洋館など、田川憲が残した多くの作品を観賞しながら、長崎の歴史を学び、今もなお、皆さま方の心の奥底に残る、長崎の古き良き時代を再発見できる展覧会になることを願っています。


主な展示品
油彩・月島 昭和6年
医大薬草園 昭和11年
最後のかくれ切支丹 昭和41年
原爆への意志 昭和32年
異人墓地(坂本町) 版木・版画 昭和30年
十字薔薇の窓 昭和30年
南山手6番 昭和10年
油彩・22番の夾竹桃 昭和28年
長崎その深層風土 昭和36年
唐寺秋色 昭和34年
黄檗興福寺 昭和36年
田川憲 版画の世界1

田川憲 版画の世界2

田川憲 版画の世界3

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≪企画展『来舶四大家と長崎南画』≫
 開催期間:2019/06/01 ~ 2019/08/01  (※この企画展は終了しました。)

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南画を日本に伝えたのは伊孚九といわれています。

徳川幕府第八代将軍徳川吉宗の時代、享保5年(1720)南京船主・伊孚九は牡馬2頭を長崎に持渡りました。
伊孚九は余技として南宗画風の山水画を善くし、長崎の清水伯民が門弟となっています。
また池大雅や野呂介石などが私淑し、我国に於ける南宗画の発達に寄与しました。

その後、元文2年(1737)費漢源が長崎に渡来すると、建部稜岱、若芝喜左衛門らが師事して画法を修め、その画法は長崎の画人たちにも普及しました。

天明6年(1786)には張秋谷が惲(うん)南田の木骨画法を伝え、渡辺崋山や椿椿山の摂取するところとなりました。

幕末の文化元年(1804)には、財福として江稼圃が渡来。
写実より写意を重んじる南宗派の画法を伝え、菅井梅関、鉄翁祖門、木下逸雲らが師事しました。
江稼圃は黄公望風の山水画を能くし、文化・文政以後の日本南画に与えた影響は大きいものがあります。

今回の企画展では、来舶四大家の作品をはじめ、その影響を受けた人たち、幕末から明治にかけて花開いた長崎の南画を展示します。 この機会に長崎南画を納得いくまで鑑賞してみては如何でしょうか。


主な展示品
水墨山水図 伊孚九
威振八荒図 費漢源
梅之図 張秋谷
秋景山水図 江稼圃
懸崖墨蘭図 鉄翁祖門
浅絳春景山水図 木下逸雲
寒山雪暮 三浦梧門
雪中山水図 守山湘攀
米法山水図 中村陸舟
蘆雁図 伊東深江
来舶四大家と長崎南画1

来舶四大家と長崎南画2

来舶四大家と長崎南画3

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≪企画展『来舶清人の書と絵画』≫
 開催期間:2019/02/09 ~ 2019/04/13  (※この企画展は終了しました。)

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清は1616年に満州で建国され、1644年には首都を北京に移し中国支配を開始した。

しかし、中国南部に明の残党勢力が興り、特に鄭成功は台湾に拠って抵抗を繰り広げた。

のち順治帝によって中国南部も平定され、その後、清は276年間続くことになる。

1911年に孫文らによる辛亥革命が興り、1912年、清はその長い歴史に幕を閉じた。

その間、隠元や多くの黄檗僧が来崎、その後も多くの清人が貿易のために来舶した。

来舶清人が伝えた中国の文化は、書や絵画をはじめ、食生活から各種年中行事、その他日常生活までも影響を及ぼし、長崎の文化を語る上に欠かすことができない。

また、唐様の書や唐絵目利派や南蘋系の漢画、南画などは長崎のみならず、その後全国へと広まっていった。

今回の企画展では、江戸時代の初め・明末清初の時代から明治に至るまで長崎に来舶した清人たちの書や絵画を展示しています。 いろんな人に楽しんで頂けるものと思います。


主な展示品
二字書 朱舜水
蘆葉達磨 逸然
翆竹図 李用雲
水墨山水画 伊孚九
双鶴図 鄭維培
関羽図 宋紫岩
淡彩山水図 江稼圃
長崎土産序 銭少虎
雪中山水図 徐雨亭
梅花書屋図 馮鏡如
来舶清人の書と絵画1

来舶清人の書と絵画2

来舶清人の書と絵画3

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≪企画展『坂本龍馬と幕末人物伝』≫
 開催期間:2018/10/29 ~ 2019/01/19  (※この企画展は終了しました。)

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坂本龍馬が生きた幕末の時代には、様々な人物が織りなす人間模様が見て取れます。

天保6年(1836)土佐藩郷士の次男として生まれた龍馬は、嘉永6年(1853)江戸で剣術修行に行き、12月には佐久間象山に蘭学などを学びました。

文久2年(1862)龍馬は脱藩し、松平春嶽の紹介で勝海舟を訪問して門人となりますが、この海舟との出会いが龍馬の運命を大きく変えることになります。

翌年には海舟の取りなしで龍馬の脱藩が許され、海舟の私塾への入門も許されました。

元治元年(1864)海舟の長崎出張に同行した龍馬は、熊本で横井小楠を訪ね、のちの「船中八策」の原案となる「国是七条」を説かれます。 同年、神戸海軍操練所が発足しますが、翌年廃止になると、海舟は小松帯刀に龍馬ら塾生の庇護を依頼、薩摩藩は龍馬らに出資して長崎で亀山社中を設立しました。

慶応2年(1866)薩長同盟が結ばれ、寺田屋事件も起きます。

慶応3年(1867)龍馬は海援隊を結成、その後いろは丸事件・イカルス号事件が起き、そして運命の11月15日、京都河原町の近江屋で中岡慎太郎と共に刺客に襲われ33歳の短い生涯を終えました。

今回の企画展では波乱に満ちた人生を送った坂本龍馬と、龍馬に色々な影響を与えた人々、また、同時代に生きた人々の書や長崎の陶磁器などの資料を展示して、幕末の日本や長崎の歴史をひも解いていきます。

龍馬ファンだけでなく歴史に興味のある人、陶磁器に興味のある人、また書に興味のある人など、いろんな人に楽しんで頂けるものと思います。


主な展示品
坂本龍馬肖像画 藤田紫香筆、公文菊遷筆
中岡慎太郎肖像画 藤田紫香筆
武市半平太肖像画 公文菊遷筆
七行書 勝海舟
四行書 西郷隆盛
二字書 高島秋帆
二行書 松本良順
二行書 山岡鉄舟
長崎の陶磁器 亀山焼、鵬ヶ崎焼、秋ノ浦焼
絵図・地図 西役所繪圖、江戸御絵圖、肥州長崎圖
坂本龍馬と幕末維新1

坂本龍馬と幕末維新2

坂本龍馬と幕末維新3

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≪企画展『資料で見る長崎港の変遷』≫
 開催期間:2018/07/30 ~ 2018/10/20  (※この企画展は終了しました。)

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長崎港は、元亀2年(1571)にポルトガルとの交易のため開港されました。町勢が拡大するとともに、埋立てによって新しい町が次々と出来、長崎港の地形に変化が生じ始めます。

江戸時代はじめには、ポルトガル人を収容するための出島が築造され、港の入口には西泊・戸町の両番所や7つの台場ができました。

唐人屋敷の造成や新地蔵の完成に続き、享保年間には長崎港の最深部・浦上地区で浦上新田の埋築工事が始まり、港の形が大きく変わりました。

明治時代の長崎は、第1次・第2次の長崎港湾改良工事により、中島川の変流工事や浦上新田の先から、現・長崎駅付近までの埋築工事が行われたほか、出島に隣接する部分の埋立てにより、扇形の形が消えてしまいました。また、元船町や旭町付近も埋立てられました。

その後も元船の突堤や、水辺の森公園など埋築工事は続き、現在もなお、長崎港の形は変化し続けています。

今回の企画展では江戸時代の初めからの絵図・地図や明治時代の長崎港の写真、その他各種資料、約80点を展示しています。 長崎港の変遷を通して、長崎の歴史を勉強する絶好の機会です。多くの人にご鑑賞いただきたいと思います。


主な展示品
長崎湊大繪圖 承応年間 彩色手書
新刊長崎大繪圖 享保年間 竹寿軒板
肥州長崎圖 安永7年 大畠板
肥州長崎圖 享和2年 唐絵屋井重・文錦堂板
長崎両御番所並御当拝䑓場繪圖 彩色手書
信牌 享保18年
唐船丸荷役図 彩色手書
出嶋町之圖
長崎港精圖 明治25年
長崎港湾改良平面圖 明治30年
長崎市街案内図 昭和21年
資料で見る長崎港の変遷1

資料で見る長崎港の変遷2

資料で見る長崎港の変遷3

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≪企画展『黄檗渡来僧と長崎』≫
 開催期間:2018/03/28 ~ 2018/06/26  (※この企画展は終了しました。)

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隠元禅師の渡来する以前にも、福済寺に蘊謙、崇福寺に道者、興福寺に逸然、無心らの唐僧が既に渡来していました。

逸然は檀越らと協力し、4回に亘り隠元へ招請状を出し、承応3年(1654)7月、隠元は長崎の興福寺に入りました。 一行は独言、独知(慧林)、大眉、惟一、独吼、獨堪、良衍(南源)、雪機など黄檗僧のほか、諸種の職人を含めると総勢30人にのぼります。

その後、隠元の招聘により渡来した弟子の木庵・即非をはじめ、高泉・千呆・悦山・大鵬などが続き、最後の渡来僧となる大成まで数多くの黄檗僧が来崎しました。 それらの僧は興福寺・崇福寺・福済寺へ入り、その後黄檗山万福寺の住持となって晋山した者もいます。

今回の企画展ではこれら黄檗渡来僧の書や絵画を展示しています。
この機会に是非黄檗の書や絵画をご堪能いただきますよう御案内申し上げます。


主な展示品
一行書 隠元隆琦
一行書 木庵性瑫
一行書 慧林性機
一行書 独湛性螢
一行書 高泉性潡
一行書 千呆性侒
一行書 悦山道宗
一行書 即非如一
書幅横物 獨立性易
赤達磨一葦渡海図 逸然性融
墨竹図 大鵬正鯤
黄檗渡来僧と長崎1

黄檗渡来僧と長崎2

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≪企画展『南蘋派の画家たち』≫
 開催期間:2017/11/19 ~ 2018/03/10  (※この企画展は終了しました。)

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享保16年(1731)8代将軍・徳川吉宗の招請により渡来した沈南蘋は、同18年(1733)までの間、唐人屋敷に滞在しました。

2年にも満たない滞在期間でしたが、熊斐は日本人でただ一人の弟子となり、その後、数多くの孫弟子を育てることにより、沈南蘋の画風である緻密で写実性の強い描写が全国へと広まり、その後の日本画壇に大きな影響を与えることになります。

今回の企画展では、沈南蘋、鄭威倍などの絵や、熊斐、熊斐明など長崎の画家のほか、各地の南蘋派の画家の作品を展示しています。

この機会に、長崎から全国へと広まっていった南蘋派の画を、多くの人に鑑賞して頂きたいと思います。


主な展示品
花鳥図・双幅 熊斐
岩下牡丹之図 熊斐文
松鶴図 鄭維培
文鳥図 宋紫石
花鳥図 諸葛監
芭蕉に鶴図 福田錦江
白梅薔薇小禽図 巌江琳
梅に鷹図 朝倉南陵
南蘋派の画家たち1

南蘋派の画家たち2

南蘋派の画家たち3

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≪企画展『長崎の神社・寺院・教会』≫
 開催期間:2017/08/09 ~ 2017/11/05  (※この企画展は終了しました。)

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長崎の人々の信仰生活は、その時代の歴史的背景や為政者の思惑に大きく翻弄されてきました。

長崎が開港された元亀2年(1571)頃から、天正15年(1587)に豊臣秀吉が伴天連追放令を出すまでは、キリシタン全盛の時代でした。 その後、秀吉の命で教会が取り壊され、日本26聖人が西坂の丘で殉教するなど、取締りが厳しくなる一方で、長崎の町では新しい教会が次々と建設されていきました。

江戸時代に入り、慶長19年(1614)徳川家康が禁教令を発布以後、長崎では次々と教会が破壊され、布教は禁止、伴天連が追放されるなど、厳しい弾圧が続き、多くの殉教者が出ました。 教会跡地には大音寺や本蓮寺などが建てられ、延命寺、光永寺、清水寺、観善寺など仏寺の創建が盛んになります。 来舶清人らは、キリシタンでない証と先祖の菩提供養のため仏寺を建立し、航海安全を願って天后聖母を祀りました。承応3年(1654)には隠元禅師が来崎します。

寛永2年(1625)には青木賢清が奉行や代官の保護、援助を受け、諏訪社の社殿が建立され、寛永11年(1634)には長崎くんちが始まります。 また、松森天満宮、伊勢宮神社が創建されるなど神社の数も次第に増えていきました。

一方で、宣教師がいなくなると、キリシタンは仏教徒を装いながら潜伏、元治2年(1865)の信徒発見と浦上四番崩れを経て、明治6年(1873)にようやく制札が撤去されました。

今回の企画展では、諏訪神社の宮司などの書や絵画、くんちの資料のほか、長崎に渡来した黄檗僧や長崎の寺院の住持の書や絵画、切支丹制札やド・ロ版画、田川憲の版画のほか、明治期の古写真などを展示しています。 長崎の人々の信仰に寄せる真の心を感じて頂ければと思います。


主な展示品
小山田の雀 青木永章
諏訪神社祭事図 中島広足
諏訪神社図 萩原魚仙
釈尊絵伝 仏教聖画
二行書 霖玉仙(晧臺寺)
二行書 實譽説音(大音寺)
五行書 浅井日昇(長照寺)
一行書 黄檗渡来僧
切支丹制札 正徳元年
無原罪の聖母とキリスト ド・ロ版画
長崎の神社・寺院・教会1

長崎の神社・寺院・教会2

長崎の神社・寺院・教会3

長崎の神社・寺院・教会4

長崎の神社・寺院・教会5

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